『絵日記』で知育?!大人にもおススメの効果とは?
みなさん、こんにちは!
先週4日に“立春”を迎え、
ところどころで春の兆しを感じられるようになりました。
とはいえ、まだまだ寒い日が続きますので、
体調管理を万全に、暖かくして過ごしてくださいね。
さてみなさん、突然ですが質問です。
『絵日記』と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?
夏休みや冬休みなどの宿題の定番になっていますが、
「面倒くさい」「続かない」「絵も文章も苦手」…などなど、
どちらかというとマイナスイメージが多いですよね。
ところが近年、子どもにはもちろん大人にもおススメの効果があるとして、
ひそかに注目を集めているのだとか。
そこで今回のママ職ブログでは、
『絵日記』に隠された驚きの効果に迫りたいと思います!!
★絵日記で得られる“〇〇力”
そもそも『絵日記』とは、みなさんご存じのとおり、
自分が経験した日々の出来事を絵と文章で記録する日記のことですよね。
簡単な絵や文字が書けるようになったら、
未就学の小さなお子さんでもできる、簡単な作業になります。
ですが、その簡単な作業を継続的に習慣化することで、
次のような“○○力”の向上が期待できるのです!
・文章力…言葉で伝えるための文章構成や語彙などが身につく
・絵画力…言葉だけではなく、視覚的に表現する力が身につく
・観察力…絵を描くために意識してモノを観察するようになる
・集中力…絵日記に没頭することで集中力が高まる
・記憶力…その日の出来事を“復習”することで、記憶を整理できる
・想像力…絵日記を継続することで、イメージする習慣が身につく
…などなど、どれも幼少期から身につけておきたい能力ばかりです。
小学校入学前後のお子さんにとっては、文字の練習にもなりますし、
思っていたよりもたくさんの効果が期待できそうですね!
(ゆるまるさんによる写真ACからの写真)
★これからの時代に持っていたい“○○力”も!
さらに、『絵日記』を継続することで得られる能力がもうひとつ。
それが、自分の内側にある考えや情報を外側に表現する力、
つまり“アウトプット力”です。
『絵日記』を書くことは、日々の経験や出来事をインプット(記憶)し、
それを自分の考えや情報としてアウトプット(表現)する作業になります。
自分の心と向き合いながらこの作業を繰り返すことで、
自己表現のトレーニングになるのです。
今の日本社会には、「暗黙の了解」や「以心伝心」などに見られるような
言葉以外の意味に重きを置く文化が根強く残っていたり、
周囲に同調する傾向が多くあったりしますが、
これからもっとグローバル化が進めば、
自分から積極的にアウトプットする人材=自己表現できる人材
が求められるようになります。
“アウトプット力”は、これからのグローバル社会で生きていくために
ぜひ今からでも習得しておきたい能力ですね!
(ちぬるさんによる写真ACからの写真)
★大切なのは“伝えたい”という気持ち
紙とペンさえあればいつでもどこでもすぐに始められる『絵日記』ですが、
いざ書くとなると、具体的にどう進めればいいのか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、『絵日記』を書くための簡単な4つのステップを
ご紹介したいと思います!
1.題材を決める
何について書くか、という題材を決めます。
大切なのは、「描きやすいもの」ではなく「描きたい」「伝えたい」と
思えるものを選ぶようにしましょう。
2.題材について、心に残ったことを書き出す
ここで文章を作る必要はありません。
短い文や、箇条書きで書き出せばOKです。
3.ステップ2で書き出したことが伝わるような絵を描く
題材の中でも、一番心に残ったシーンを描きます。
メインの絵を描いたうえで、周りの様子を書き足していきます。
4.5W1Hを意識した文章を書く
「いつ(When)、どこで(Where)、誰が・誰と(Who)、
何を(What)、どうして(Why)、どのようにしたのか(How)」
を意識して、その時の感情も織り交ぜながら書きましょう。
この4つのステップで書くことに慣れて来たら、
日々の出来事についてだけでなく、
本を読んで印象に残った場面の絵と感想を書いてみたり、
自分が勉強している言語で日記を書いてみたり、
プラスαの工夫を取り入れてみるのも良いですね♪
また、お子さんに初めて『絵日記』を勧める際には、
「お母さんは△△が一番心に残っていて、□□だと思ったけど、
○○ちゃんはどう思った?」
などというように、さりげなく気持ちや考えを引き出すサポートを
すると良いかもしれません。
(coji_coji_acさんによる写真ACからの写真)
いかがでしたでしょうか。
『絵日記』を親子のコミュニケーションツールのひとつにすれば、
知育にもなりながら、子どもの日々の変化にも気づくことができて、
一石二鳥ですね!
この機会にぜひ、親子で一緒に『絵日記』を始めてみませんか?
≪参考≫
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