どんどん増えている!身近なプラントベース食
みなさん、こんにちは!
本日4月22日は何の日かご存じでしょうか?
実は『アースデイ』と言って
『地球や環境のことを考え、美しい自然環境に感謝する1日』
なのだそうです。
1970年4月22日にアメリカで始まったそうで
そこから現在では世界的に広がり、イベントも開催されているそうです。
日本でも各地で様々なイベントが行われていますよ。

さて、今回のママ職ブログでは
そんな地球環境を考えるきっかけだったり
SDGzにもつながる『プラントベース食』をご紹介したいと思います。
★プラントベース食とは
プラントベース食とは、
その名の通り植物由来の食材を中心とした食生活を指します。
イメージとしては、ベジタリアンやヴィーガンといった方や
アレルギーを持っている方が食べるイメージがあるかもしれませんが
最近では、健康管理のために普通の食事と合わせて
プラントベース食を取り入れる人も増えています。

プラントベース食というのは、
完全に動物性食品を食べないというわけではありません。
野菜、果物、豆類、穀物、ナッツなどの植物性食品を使用した
植物由来原料を使って、食感や味なども含めて
お肉や魚料理などを再現したもので
食事の『材料』の選択肢が増えると考えたほうがいいかもしれません。
★プラントベース食のメリット
プラントベース食のメリットをいくつかご紹介します。

① 健康面に良い!
プラントベース食は、材料が植物由来です。
そのため、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、
抗酸化物質やフィトケミカルを摂取できます。
最近では、動物性たんぱく質の摂りすぎなどで
様々な病気にもなりやすくなっています。
そのためプラントベース食は
心臓病や糖尿病、肥満などのリスクを低減することが期待されています。
② 環境に良い!
畜産業では、動物を育てると大量の温室効果ガスが排出されます。
(なんと、牛のゲップや排泄物から出ます!)
温室効果ガスは、ご存じの通り地球温暖化の原因です。
畜産業でたくさん使われる水を抑えられる
広大な農場確保のために切り倒されていた森林がなくなる
また、育てられている動物たちへの負担や虐待も減らすことが出来る
といった、環境保護の面で良いといわれています。
③ 食糧問題解決に良い!
家畜を育てるのに、餌が必要ですが
例えば餌の原料となる大豆は
世界で生産されている90%が家畜向けなのだそうです。
これがプラントベース食になると、
全て人が食べるものとして取り扱われるので
食糧難で苦しんでいる人たちを助けられるのでは、と言われています。
また、宗教上や健康上の問題でお肉が食べられない人でも
安心して食べられる物が増えるということになります。
★プラントベース食の取り入れ方
一見、良いことづくめに見えるプラントベース食ですが
もちろんデメリットも存在します。
例えば、肉や魚に含まれる良質なたんぱく質というのは、
プラントベース食からは摂り辛いと言われています。
他にも、悪者のように言われる脂質やコレステロールなども、
身体には必要な成分なので、程よく摂る分にはなんの問題もないのです。
プラントベース食をメインにしても
充分なタンパク質やビタミン、ミネラルを摂取するために、
バランスの良い食事を心掛けてください。
また、一度に取り入れず段階的に取り入れることも大切です。

とはいえ、難しく考えなくてもOKです。
実はいつも見ているスーパーでもプラントベース食が増えています。
例えば、豆乳やアーモンドミルクなどは、プラントベースの飲み物ですよね。
豆乳を使ったアイスやヨーグルトなども最近では見かけるようになりました。
大豆ミートを使ったから揚げなども有名です。
簡単に取り入れられるプラントベースの食材が売っていますので
是非、スーパーで探してみてくださいね。
★日本人はプラントベース食になじみがある?!
ただ、私たち日本人はプラントベース食を取り入れやすいと思います。
なぜなら、和食が身近なものだからです。
現代の和食というより、少し昔の和食を思い浮かべていただくと
わかりやすいかもしれません。
和食では、お米や漬物、海藻などはもちろん
味噌や醤油といった調味料もプラントベースですよね。

また、昔からお寺で修行僧が食べている精進料理は、
野菜や豆腐などの植物性の食材のみで作った料理です。
葬儀の後の、精進料理もこれに倣って
動物性の食材を使わないことも多いので
そうした場所で食べたことがあるという方も多いかもしれません。
普段の食事に取り入れるなら
例えば、豆腐や厚揚げをお肉の代わりにして
メイン料理の炒め物やステーキにしてみたり
おやつをおにぎりや果物にするのもいいですね。
いかがでしたか?
プラントベース食は、
健康や環境などに配慮したライフスタイルの一環です。
日本食というものを改めて見直し、
肉や魚はダメ!と極端に取り入れるのではなく
日々の食生活にプラントベース食を多めに取り入れて、
自分にも地球にも健康的な食生活になるようにしたいですね。

<参考>
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