もはや平成もレトロ?!若者の間のレトロブームとは
みなさん、こんにちは!
5月も今日を含め残り2日となりましたね。
振り返ると今年は、GWの旅行や学校行事などでだいぶ制限が緩和され、
楽しむ人が多かった5月だったのではないでしょうか。
これから蒸し暑くなる季節です。
コロナとの付き合い方も、色々と変わってきましたが
健康に注意して6月も楽しく過ごしていきたいですね。
さて、話は変わりますが
今、Z世代と呼ばれる若者たちの間で
『レトロ』がブームになっているのをご存知でしょうか?
かつて『大正ロマン』と言われて大正時代がブームになったように
今は『昭和・平成レトロ』がブームなのです。
とはいえ親世代から見たら、
昭和・平成はつい最近といったイメージですよね。
そこで、今回のママ職ブログでは
そんな昭和・平成レトロについて見ていきたいと思います。
●若者を指すZ世代って?
テレビなどのメディアで最近よく聞くのが『Z世代』という言葉。
なんとなく、若者を指しているのかな?という感じですが
実際のところはどうなのでしょう。
この『Z世代』という言葉の発祥はアメリカだそうです。
世代分類を指す言葉で
主に、マーケティングの世界で使われていることが多く、
伝統主義者世代(Traditionalist)1928~1945年頃生まれ
ベビーブーム世代(Baby boomers)1946~1964年頃生まれ
X世代(GenerationX)1965~1980年頃生まれ
Y世代(GenerationY)1981~1996年頃生まれ
Z世代(GenerationZ)1997年以降
と、分けられています。
この、『ジェネレーションZ』というところから
日本では『Z世代』として広まりました。
明確な定義はないのですが、
現在25歳以下の若者を指す言葉として使われています。
ちなみに、『Z世代』の次は…というと
アルファベットで当てはまるものがありません。
そこで、新たな時代の始まりをイメージした名前として
ギリシャ文字の最初に当たるα(アルファ)を取って
『α世代』というのだそうですよ。
●昭和レトロは『懐かしい』が『新しい』
銭湯、カセットテープ、純喫茶といった昭和30年代頃に流行ったものが
今再び若者の間で流行っています。
昭和30年代と言えば、若者からすればおじいちゃんおばあちゃんの
子ども~若い頃の時代、という感じですね。
Z世代は、生まれた時から便利なものに囲まれていた世代です。
手間をかけずともそれなりに良いものが手に入る時代。
だからこそ、あえて手間をかける昭和レトロが良いのだそうですよ。
今は、TikTokやクラブミュージックなどで
昭和に流行った歌が使われ、再びヒットするという現象も起きています。
また、レジャーランドでも昭和レトロをテーマにしているところも。
東京浅草の『花やしき』は有名ですよね。
他にも埼玉県の『西武園ゆうえんち』
岩手県にある『山の駅昭和の学校』
など全国各地にあります。
建物などから当時を再現しているので、
一気に昭和の時代へタイムスリップしたような感覚になれますよ。
●Y2Kがトレンド!!
Y2Kファッション、というのは聞いたことがありますか?
2000年代に流行ったファッションのことなのですが
当時流行ったファッションと言えば、
ミニスカートにへそ出し、厚底ブーツなどの
いわゆる『ギャルファッション』が代表的ですね。
今の若者たちの親世代がまさにドンピシャな世代ですね。
そんなファッションが今、また流行っているのです。
もちろん、当時そのままというわけではなく
当時よりも色味も落ち着いているので、大人も楽しめるような感じですよ。
他にも『写ルンです』といった使い捨てカメラをはじめ
あえて画質の低いもので撮影したものや、
セピアなどの荒い加工をするのが『エモい』のだそうです。
デジカメに慣れ、画像を見ながら写真を撮るという世代には
現像するまで何が写っているかわからないというのも
逆に新しいのだそうですよ。
いかがでしたか?
昭和、平成を過ごしてきた筆者からすると
レトロと言われるのはなんだか複雑で不思議な気分になりますが
我が子の世代から見るとそれがとても斬新というのは驚きでした。
こうした『レトロ』が流行ったことにより
親子で、またはおじいちゃんおばあちゃん世代の
若い頃の話を聞きながら
テーマパークやファッションなどを一緒に楽しむことが出来ますね。
ぜひご家族みんなで『昭和・平成レトロ』を楽しんでもらいたいなと思います。
【参考】
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