今日は国際ボランティアデー!!親子で『ボランティア』について考えよう!
みなさん、こんにちは!
先月下旬からFIFAワールドカップカタール大会が始まり、
世界中で盛り上がりを見せていますね。
我が家でも、サッカー好きの息子がテレビの前に陣取って、
大きな声援を送っています。
今後の展開も、目が離せませんね!!
さて、本日12月5日は“国際ボランティアデー”です。
世界中のボランティアの意義を認知・推進することを目的として、
1985年に国連総会にて採択されました。
『ボランティア』という言葉はみなさんもよく耳にすると思いますが、
何をもって『ボランティア』というのか、
なぜ『ボランティア』をするのかなど、深く考えたことはありますか?
今回のママ職ブログでは、“国際ボランティアデー”にちなみ、
『ボランティア』の本質に迫りたいと思います!
★『ボランティア』の種類と“3原則”
みなさんは『ボランティア』と聞いてどのような活動を思い浮かべますか?
身近な地域での活動から、海外での活動まで含めて、
その種類は広範囲で多種多様ですが、主に次の4つに分類されます。
・支援型
災害支援や介護ボランティア、子ども食堂など
・交流型
外国人への日本語レクチャー、障害がある人への手話や朗読など
・サービス型
高齢者対象の家事代行、傾聴サービスなど
・環境保全型
植樹や稚魚の放流、生態調査や外来種の駆除、ゴミ拾いなど
そしてこれらの活動は、次の3つの原則をすべて満たすことで
『ボランティア』であるとされています。
・自発性…だれから命令されることもなく、自ら進んで
・公共性…社会をより良くするために、広くみんなのために
・非営利性…仕事ではなく、お金儲けのためでもない
ただし、これら3つの原則が明確に『ボランティア』の定義として
位置づけられているのではなく、時代や社会の移り変わりとともに
ボランティアも発展し、これらの原則も変化していく可能性があります。
実際に、上記3原則のほか、新たな発想で活動をする「先駆性」や、
活動を長続きさせる「継続性」を原則に加える、
という考え方もあるようです。
(acworksさんによる写真ACからの写真)
★『ボランティア』がもたらすもの
ところで、なぜ人は『ボランティア』をするのでしょうか?
命令された仕事でもなく、自分の利益にもならないのに…
と不思議に思う方も少なくないと思います。
『ボランティア』をする理由としては、「困っている人の役に立ちたい」
「安心なまちづくりをしたい」「自分の技術や知識を提供したい」
「世界の平和に貢献したい」など、その活動に取り組む人それぞれの
様々な思いが深く関わっていると思いますが、
厚生労働省によれば、『ボランティア』には一般的に
次のような意義があるとされています。
“ボランティア活動は個人の自発的な意思に基づく自主的な活動であり、
活動者個人の自己実現への欲求や
社会参加意欲が充足されるだけでなく、
社会においてはその活動の広がりによって、社会貢献、
福祉活動等への関心が高まり、様々な構成員がともに支え合い、
交流する地域社会づくりが進むなど、大きな意義を持つ”
つまり『ボランティア』は、自分の心を豊かにすることにつながり、
さらには、自分が属する社会全体を暮らしやすくする活動でもあるのです。
“世のため人のため”は“自分のため”でもあるのですね。
(ガイムさんによる写真ACからの写真)
★親子でできる『ボランティア』
では、そんな『ボランティア』に親子で取り組んでみませんか?
特に、お住まいの地域で、多様な人と関わり合いながらの
ボランティア活動なら、お子さんの“地元愛”も増すでしょうし、
家庭や学校以外の世界を知る良いきっかけにもなりますよ。
小さなお子さんと一緒でも安全に取り組めるボランティア活動としては、
清掃活動やチャリティー活動、交流活動や地域イベント、
ヘアドネーション(髪の寄付)や
パピーウォーカー(盲導犬候補の子犬を育てる)などがあげられます。
実際にボランティア活動に取り組むには、申し込み等が必要になるため、
まずは市区町村のボランティアセンターへ問い合わせてみましょう。
(※参考:東京ボランティア・市民活動センターはこちら)
また、地域の小学校や公民館などでも募集されていることがありますので、
そちらにも問い合わせてみてください。
さらに、下記サイトをはじめ、インターネット上でも
ボランティア活動を探すことができます。
・Activo(アクティボ) https://activo.jp
・Yahoo!ボランティア https://volunteer.yahoo.co.jp
・ボランティアプラットホーム https://b.volunteer-platform.org
ただし、これらはあくまでも一般向けのサイトになりますので、
お子さんと一緒に参加できるかどうか、
申し込む前に運営団体と相談することをおススメします。
なお、ボランティア活動の中には、残念ながら詐欺まがいのものも
一部存在しますのでご注意ください。
運営団体の活動内容や実績を十分に把握し、
ご自身がしっかり納得したうえで参加するようにしましょう。
また、ママ職ブログでも過去に、国内外の様々なボランティアについて
ご紹介していますので、こちらもご参考になさってください!
《ボランティアに関する過去のママ職ブログ記事》
(acworksさんによる写真ACからの写真)
いかがでしたでしょうか。
このように、改めて『ボランティア』について考えてみると、
その世界の深さと広さに驚かされますね。
みなさんもこの機会にぜひ、『ボランティア』の世界に一歩、
足を踏み出してみませんか?
きっとそこには、たくさんの出会いや発見がまっていますよ♪
≪参考≫
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