梅雨の時期こそ!仕込んでおきたい簡単発酵調味料
みなさん、こんにちは!
6月に入り、梅雨の季節が近づいてきますね。
じめじめとした湿気が増え、気分も体調も
少しずつ不調を感じやすくなる方も多いのではないでしょうか。
この時期を元気に乗り切るために、
食事から体を内側から整えてみませんか。
そんなときに注目したいのが「発酵食品」です。
発酵食品は腸内環境を整え、免疫力を高める効果があるため、
梅雨の時期にもピッタリです。
今回は、簡単に作れる「塩麹」と
「玉ねぎ麹」のレシピとその活用法をご紹介します。
★なぜ発酵食品が体に良いのか?
発酵食品は、微生物の力で食材が発酵する過程で生まれる成分が、
私たちの健康に多くのメリットをもたらします。
実は発酵と腐敗は、同じで、人間にとって益か不益かで分類されています。
発酵によって生成される乳酸菌や酵素は、
腸内環境を整え、消化吸収を助ける効果があります。
腸内は腸内フローラといって、沢山の菌がいることが良いとされています。
発酵食品にはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、
これらが相互に作用して免疫力を向上させるので、
梅雨入り前に是非仕込んでおきましょう!
梅雨の時期によくおこる倦怠感やむくみ、
肌トラブルの予防にも繋がります。
さらに、発酵食品は保存が利くため、
忙しい日常の中でも手軽に取り入れることができるのも魅力です。
★ 簡単に作れる塩麹のレシピ
まずは、基本的な発酵調味料として知られる
「塩麹」の作り方をご紹介します。
材料
•米麹:100g(生でも乾燥でもOK)
•塩:35g(麹の35%がベスト)
•水:110ml
作り方
1.米麹と食塩をまんべんなくかき混ぜる(塩きり麹を作る)
2.水を塩麹のひたひたまで入れて混ぜる
3.よくかき混ぜ、予め熱湯消毒しておいた容器に入れ、
蓋を軽く閉め、常温で10日~2週間程度発酵させる。
この間、1日に1回程度混ぜること。
4.発酵が進んで塩麹がとろりとしたら完成。
冷蔵庫で保存し、1ヶ月程度で使い切る。
【塩麹の使い方】
•肉や魚の漬け込み:塩麹に漬けることで、
肉や魚が柔らかくなり、旨味が増します。
特に、鶏肉や豚肉との相性が抜群です。
•ドレッシングやソース:塩麹をサラダのドレッシングや
パスタのソースに加えると、 深みのある味わいになります。
•スープや煮物:スープや煮物の味付けに少量加えるだけで、
コクが出て美味しさが増します。
★コンソメいらず!玉ねぎ麹のレシピ
(これは筆者が作った玉ねぎ麹です)
次に、少しアレンジを加えた「玉ねぎ麹」のレシピです。
玉ねぎ麹は、玉ねぎの甘みと麹の旨味が合わさり、
万能調味料として幅広く使えます。
材料
•玉ねぎ:1個(約300g)
•米麹:100g
•塩:35g
作り方
1.玉ねぎの皮をむいて水洗いをして計量。
出来上がりの塩分濃度が変わるので、しっかりと量り、すりおろす。
2.米麹と塩を加えてよく混ぜる。
3.1と2を予め熱湯消毒した密閉できる容器に移し、
空気が抜ける程度に蓋を軽く開けたまま
室温で4日~1週間発酵させる。毎日1回かき混ぜる。
4.発酵が進み、色は玉ねぎのやさしいピンク色や
ベージュに変化してきたら完成。
冷蔵庫で保存し、1ヶ月程度使用可能。
【玉ねぎ麹の使い方】
•炒め物:野菜炒めやチャーハンに加えると、甘みと旨味が引き立ちます。
•マリネ:玉ねぎ麹とオリーブオイルを混ぜて、
魚や鶏肉のマリネ液として使用すると絶品です。
•ディップソース:クリームチーズやマヨネーズと混ぜて、
野菜スティックのディップソースとしても楽しめます。
★発酵食品を日常に取り入れるコツ
発酵調味料は、どうやって使ったらいいの?
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
普通のお塩と同様に使ってOKです。
そのまま使うだけでなく、他の料理と組み合わせることで
さらに美味しさと健康効果を高めることができます。
例えば、サラダに塩の代わりに
塩麹をドレッシングとして使ったり、
スープにコンソメ代わりに玉ねぎ麹を加えるなど、
日常の料理に少しずつ取り入れてみてください。
また、発酵食品は保存が利くため、
一度に多めに作っておくと便利です。
忙しい日常でも、手軽に健康的な食事を楽しむことができます。
お肉をつけておくだけで柔らかくなり、
旨味も増えると良いことづくめです。
梅雨のじめじめとした季節を乗り切るために、
発酵食品を取り入れて体の内側から健康を保ちましょう。
簡単に作れる塩麹と玉ねぎ麹は、
どちらも発酵食品の力を手軽に取り入れられる優れた調味料です。
ぜひ、この機会に仕込んでみてください。
そして、梅雨の時期を元気に過ごしましょう。
出典:
塩麹レシピ
玉ねぎ麹レシピ
Comentários