絵本を読んで温まろう!今年の干支“うさぎ”にちなんだ絵本をご紹介♪
みなさん、こんにちは!
先週20日は、二十四節気のひとつ“大寒(だいかん)”でした。
今シーズンは例年よりも暖かい日が多くありましたが、
ここ数日は冬本番の寒さが戻ってきていますね。
これから三寒四温を繰り返す時期になりますが、
気温の変化によって体調を崩さないよう十分気を付けながら、
季節の移り変わりを楽しみましょう!
(Hamattiさんによる写真ACからの写真)
さて、今回のママ職ブログは、
こんな寒い時期にこそ読んでいただきたい絵本のご紹介です。
特に、今年の干支“うさぎ”にちなんで、
うさぎが登場する絵本をピックアップしてみたいと思います!
親子で身を寄せ合いながら絵本を開けば、
きっと心も体もぬくぬくと温かくなりますよ♪
★『ゆきのひのうさこちゃん』
まずは、“どの世代にもおなじみ”のミッフィーシリーズから。
(福音館書店ホームページより)
文・絵:ディック・ブルーナ 訳:いしいももこ 出版社:福音館書店
雪がたくさんふった日、
うさこちゃんは早速、初めての雪遊びに出かけます。
そりすべりにスケート、雪だるまにと楽しく遊んでいると、
「雪が嫌い」と泣いている小鳥と出会いました。
そこで、うさこちゃんは、あることを思いつき―――
うさこちゃんのやさしさに、心がほんわか温かくなる一冊です。
もちろん、この時期ならではの雪遊びを楽しむ、
うさこちゃんの可愛らしい姿にも注目です!
★『てぶくろ』
こちらも、“どの世代にもおなじみ”の作家さんの絵本♪
(講談社ホームページより)
作:いもとようこ 出版社:講談社
「つめたいよー。おねえちゃん、てぶくろを かして!」
寒い雪の日、みみたんは、一緒に歩いていたおねえちゃんに
てぶくろの片方を貸してもらいますが、もう片方の手が冷たいまま…
でも大丈夫。
おねえちゃんは、「てぶくろより あったか~~~い」方法を
知っているのです。
さて、それはいったいどんな方法なのでしょうか?
おねえちゃんの優しい思いつきで、
まわりのみんなもニコニコになれちゃう一冊です。
読んだあとは、思わず真似してみたくなりますよ!
★『だんろのまえで』
お次は、“ちょっと疲れた大人”にこそ読んでいただきたい一冊!
(教育画劇ホームページより)
作・絵:鈴木まもる 出版社:教育画劇
ある日、雪の山道で迷った“ぼく”が
歩き疲れた先にたどり着いた不思議な世界。
そこには、だんろを囲む動物たちの姿がありました。
「つかれたら やすめばいいんだ。
むりしないで じっと していれば げんきに なるさ」
そんなうさぎの一言一言に、“ぼく”はこころまでほぐされて、
また外に出ていく元気がわいてくるのです。
思わず手を伸ばしてあたりたくなるほど、
暖炉のあたたかさがリアルに描かれたこの絵本、
ぜひお部屋を少し暗くして、ゆったりと読んでみてください。
★『しんせつなともだち』
続いては、中国で実際にあった出来事をもとにしたお話。
(福音館書店ホームページより)
作:方 軼羣 訳:君島久子 出版社:福音館書店
食べ物がない寒い冬のこと。
お腹をすかせたうさぎは、ある日かぶを2つ見つけ、ひとつを食べました。
もうひとつは、同じようにお腹をすかせているろばのもとへ届けますが、
ろばは留守だったので、うさぎはろばの家にかぶを置いて帰ります。
帰ってきたろばは、家に届けられたかぶにびっくり。
ちょうどさつまいもを手に入れたばかりのろばは、
かぶを持ってどこかへ出かけてゆき―――
動物たちの“あたたかい思いやりの心”をのせたかぶは、
いったいどこへたどり着くのでしょうか。
優しさのリレーが、読む人の心にまで届く一冊です。
★『うさぎのくれたバレエシューズ』
最後は、夢や目標に向かって頑張る子どもたちの背中を、
そっと押してくれるような一冊。
(小峰書店ホームページより)
作:安房 直子 絵:南塚 直子 出版社:小峰書店
「どうか、おどりがじょうずになりますように」
バレエを習い始めて5年、なかなか上達しない女の子は、
ことあるごとに、月や星、遠い山にもお願いしていました。
するとある朝、不思議なこづつみが届いて―――
うさぎたちとの出会いが、女の子に自信や希望をもたらして、
読む人の心にもじんわりと温かいものを届けてくれます。
春を待つこの時期にぴったりの、
美しく輝く桜色の絵で描かれる幻想的な物語です。
いかがでしたでしょうか。
ストーブにエアコン、こたつなど、
体を温めるための手段はいくつもありますが、
心まで温められるのが、絵本の魅力のひとつです。
ぜひ、ご家族みなさんで、冬の絵本を楽しんでみてくださいね♪
≪参考≫
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