花を通して考える『人権の花運動』って何?
みなさん、こんにちは!
昨日は母の日でしたね。
ママ職ブログをご覧になっていらっしゃる方は
お母さんの方が多いので、
カーネーションやプレゼントなどもらいましたか?
また、自分のお母さんや旦那さんのお母さんへ贈った!という方も
多いのではないかと思います。
実は、カーネーションは2月から5月に開花するそうで
意外と寒い時期から咲くんだなぁと思いました。
季節的にはカーネーションだけではなく
これから様々なお花がきれいな時期です。
5月や6月に見頃になる花は
バラやツツジ、アジサイなどが有名ですね。
お散歩がてら植物園などに
そうした季節の花を見に行くのも良いですよね。

さて、お花と言えば、みなさんは『人権の花運動』を知っていますか?
これは、子どもたちが行っている活動のひとつです。
今回のママ職ブログでは、
この『人権の花運動』をご紹介したいと思います。
★『人権』とは?
みなさんは、お子さんに「人権ってなぁに?」と聞かれて
すぐに正しい答えを伝えられますか?
筆者は自信がありませんでしたので(笑)
改めて、人権について調べてみました。
「人権」を簡単に言うと
「人が人として、社会の中で、自由に考え、
自由に行動し、幸福に暮らせる権利」です。
すべての人が、生まれながらにもっている権利であり、
人権を尊重することで
自由にそして平和に暮らすことが出来るのです。
つまり、人が人として生きていくために
保証されている権利のことです。

ぱっと思いつくのは人種差別などの大きなことかもしれませんが
いじめや、最近ではLGBTやパワハラなども
人権侵害と言って、法令に違反することはもちろん
人権尊重の精神に違反することになります。
★『人権の花運動』とは?
『人権の花運動』は、主に小学校が行っています。
昭和57年度から法務省が実施しているとのことですので
私たちも経験しているかもしれません。
自治体によっては、人権の花運動として
花の種や球根を配るのは、限られた学校だったり
一年ごとに変わったりといったこともあるようです。
筆者も思い返してみましたが、そんなのあったかなぁ?という感じでした。
人権の花運動は主にヒマワリを育てるのだそうで
ヒマワリの観察をした記憶はあるので、
それがそうだったのかもしれません。
人権の花運動と知らずに、関わっているかもしれませんね。

なぜ、ヒマワリを育てることが多いのかというと
太陽に向かってぐんぐんと成長していく姿が
子どもたちの心身の成長を思わせるという事と
ヒマワリの花言葉が
「あなただけを見つめる」「あなたはすばらしい」だそうです。
この言葉が、人権の花運動にピッタリという事で
選ばれているのだそうですよ。
★なぜ『花』なのか?
『人権の花運動』で、なぜ花を育てるのか。
それにはいくつか理由があるそうです。
生物を育てていくというのは、簡単なことではありませんよね。
そこで、花を育てることを通して
友達同士、協力する大切さを学ぶのだそうです。
また、花でも動物でも生き物はそうですが
そのままにしておいて終わり、というわけではないですよね。
手をかけなければ、花も枯れてしまいます。
そうしたことから、命の尊さを学ぶという事も含まれるのだそうです。
『花を育てる』という行動の中には、協力・感謝・尊敬など
人権に関わってくることがたくさんあるのです。

前述したように育てる花はヒマワリが多いそうです。
ですが、ヒマワリに限らず、チューリップやスイセン、ベゴニア
アネモネやマリーゴールドなど、自治体によって違うようです。
選ばれる理由としては、育てやすさや
観察のしやすさといった理由が多いようですが
色とりどりの花々が咲いている小学校は、
なんだか気持ちが明るくなりますよね。
お子さんの小学校や、地域の小学校では
どんな花を咲かせているのか是非見てみてくださいね。
いかがでしたか?
意外と前から行われていたのに、知らない人も多い『人権の花運動』。
小学校に限らず、ご家庭でも
花や野菜などをお子さんと一緒に育てながら
協力していくこと、命の尊さなど
『人権』のことを一緒に考えてみてくださいね。

<参考>
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