グローバル・ウーマン・リーダーズ・サミット
皆さん、こんにちは!
先週は、春の嵐で不安定な天候でしたが、日に日に夕日の沈む時間が遅くなり、
うぐいすの鳴き声が聞こえたりしてだんだんと春の兆しを感じるようになりました。
ただ、気温の変化が激しい時期なので体調にお気をつけてお過ごしください。
ところで皆さんは、「グローバル・ウーマン・リーダーズ・サミット」をご存知でしょうか?
日本経済新聞社グループが、女性がいきいきと働くことで社会を活性化し、
経済成長につながることを目的にスタートした「※日経ウーマノミクス・プロジェクト」。
その一環となる国際シンポジウムが「グローバル・ウーマン・リーダーズ・サミット」です。
今回は、2018年2月15日(木)に開催された
「グローバル・ウーマン・リーダーズ・サミット2018」をご紹介したいと思います。
※「日経ウーマノミクス・プロジェクト」 http://nwp.nikkei.com/project/index.html
※参考_チャンスあれば「イエス」と 女性活躍へ自ら意識改革 https://style.nikkei.com/article/DGXMZO27444590X20C18A2M13300/?page=3
女性を含めた多様性の重要さは、安倍晋三首相も2013年にアベノミクスで、
「女性が輝く国にする」と発言していますが、
日本の女性活躍は十分進んでいると言えるのでしょうか?
そこには、2020年には、管理職の30%は女性にするという目標もあります。
政府が女性の活躍を成長戦略の柱に据えて以降、
女性リーダーの育成や登用に力を入れる企業は増えてきました。
しかし海外と比較すると、女性の活躍は依然大きく遅れているのが実情です。
(例)日本経済新聞朝刊2018年3月6日付
・日本の管理職(課長相当職以上)に占める女性の割合は、12%。3~4割に達する
欧米諸国との差は大きい。
・世界経済フォーラムが毎年発表する男女平等ランキング(ジェンダー・ギャップ指数)の17年の順位は144カ国中114位。
前年より3つランキングを落とし、過去最低となりました。
そんな現状の中行われた日本の未来と女性の活躍をテーマにしたパネルディスカッションにおいて、
日本マクドナルドホールディングス社長 サラ・カサノバ氏は、
「2030年、40年、50年に向けて日本はどう変わっていくべきか」について
「機会が目の前にあれば、イエスと答えてほしい。心の準備ができていないと思うかもしれないが、いちかばちかでやってみることが大事。逆境に挑む時も、他の女性たちを支えながら一緒に仕事し、時が来たら若い女性に自身の経験や知恵を共有して勇気づけてあげて。」
と話されていました。
この記事を読んで、以前ブログでご紹介した
「チャンスの神様には前髪しかない」と同じことを話していると感じました。
今は時期じゃないから。とか、今はお金がないから。今は時間がないから。
などと色々とできない理由を作ってなかなか動かないと、チャンスはどんどん通り過ぎて行ってしまう。
できない理由というのは、いくらでも出てきてしまいますよね。
女性だから、ママだから、専業主婦だからと枠を作り殻に閉じこもっていたら何も始まらないなと感じています。
勿論、一方で日本は働く女性のバックアップに関するインフラ面でも世界の国々に比べて大きく遅れている事実もあるなぁと。
「グローバル・ウーマン・リーダーズ・サミット」は、大きなプロジェクトの話で
どこか自分とはかけ離れた別世界の事だと思ってしまいがちですよね。
しかし、実際は、日々の生活の中でチャンスは存在していて、
あとは自分の気持ち次第で180度変われる可能性は大いにあるのではないかと
自分自身をもう一度見て思うこの頃です。
先代の女性達もこのように自ら行動してチャンスを掴み
女性が活躍できる社会の基礎を構築していってくれた方々がいたのだと。
自分にできることは、ほんのわずかなことだとは思いますが、
女性がいきいきと輝いている国にする為に一人一人が行動していけば
きっと未来へとつながる素敵な社会になる!
株式会社Capybaraはママのみならず、女性、そして企業の新しい働き方を提案し仕組みを作り、邁進して行きたいと思います。
※ブログ『チャンスの女神は前髪しかない@ママ職』