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アメリカに学ぶ!子どもの自主性の育て方


みなさん こんにちは!

突然ですが、筆者は海外ドラマが大好きです。

弁護士モノのドラマや高校生が主人公のドラマなどをよく見ていました。

見ていてよく思うのは海外の人の自主性と主体性の高さです。

例えばテストで点数が悪くても個別に先生のところへ行って

「○○をするので再評価してほしい」と頼む場面や、

仕事上でも上司に自分をアピールし、自分こそが昇格するべきだと言います。

ドラマなら演出もあるかもしれません。それでもどの作品を見ても

同じように思うのはやはり国の色が出ているのではないかと思うのです。

さて今回はオススメの海外ドラマ紹介!ではありません。

この自主性と主体性を育むために、どんな生活を送ると良いとされるのか

を紹介していきます。

自主性と主体性とは

まずこの言葉の違いについて明確にしておきます。

自主性はやるべきことは明確な状態であり、それを率先して行動する事。

主体性とは自らやるべきことを考え判断することを言います。

どちらもすべての日本人が低い傾向にあるわけではありません。

しかし控え目な国民性であると感じている人は多くいるのではないでしょうか。

アメリカに学ぶ 自主性・主体性の伸ばし方

ではどのような生活や方針が、自主性や主体性を育むことに繋がっていくのでしょうか。

1)言語コミュニケーション

アメリカでインターナショナルスクールを経営する船津徹社長によると、

日本とアメリカの大きな違いとはまずコミュニケーションだといいます。

アメリカでは自分の考えを言葉で伝えることができなければ、

理解がない・表現ができないと判断されてしまうのだそうです。

そのため幼いころから自分の考えを伝える訓練がなされているとのこと。

家庭だけでなく教育機関も同じようです。

プレゼンテーションやスピーチを早々と授業に取り入れることにより、

考えを発信する力を育てています。

2)個人として認めること

アメリカでは赤ちゃんであっても小さな大人として扱われます。

その具体的な例として、赤ちゃんは自分の部屋をもち、

生活はその部屋が主であるというのです。

日本のように添い寝をしたり、常に目の届くところにいさせたりする習慣はなく、

呼ばれたら行くスタンスだそうです。

しかし、とある研究からはアメリカは赤ちゃんを一人にしている時間が多い

にも関わらず、言葉をかけているのは日本より多いことが分かりました。

言葉できちんとコミュニケ-ションをとることにより、

子どもであっても一人の人格者として尊重します。

それが自立心を育て、同時にマナーや社会的責任も教えることになっていくのです。

3)自分でできることはやらせる

どんなに幼くとも自分でできることをやらせることで積極性・自主性を育みます。

とあるアメリカ在住者の方によれば、小学生の子供たちであっても学校のある日は

自分で朝食を作るのだとか。他にも食器を洗ったり、洗濯をしたり、

お小遣い稼ぎに自分で考えたビジネスをしたり。

家事手伝いをさせることにより、自覚や責任感も芽生えます。

またお手伝いのあとに報酬を与えたり、自ら考えたビジネス(お小遣い稼ぎ)

をさせることによって社会性を育てることにも繋がっていきます。

この時大切なのは“親は口を出さず手も出さずに見守る忍耐力と勇気”なのだ

と船津氏は言います。

干渉することは時に子どもの成長を妨げることになります。

ぐっとこらえるのは親にとって辛いことですが、一貫性を保つことも

大切な教育なのです。

いかがでしたでしょうか。

今、自主性・主体性を育むことは重要であるという考えが強まっています。

それは残念ながら現代の大人が子どもとの関わり方を誤ってしまい、

自立心に欠いた子へ成長させてしまう為です。

全てアメリカに習うのが良いわけではありません。

良いところは見習い、バランスよく取り入れることで、

子どもがいつの日か幸せになれるための糧となれば良いですね。

こちらは今回参考にした記事です

お時間がありましたらぜひお読みください。

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