親子で考えるスマホの使い方
皆さん、こんにちは!
気付けは長袖が当たり前になっていて、公園の木々も色づき、秋がぐんと深まったなぁ
と感じる今日この頃です。
運動会などのイベントがあった学校や幼稚園・保育園も、この時期は少し落ち着いて、
親子ともどもホッとできる時期でもありますね。
さて、今回は今では身近で当たり前になっているアイテム、
スマートフォンをテーマにしたいと思います。
スマホは便利で楽しいアプリも沢山あるので、大人が時間つぶしに使うのはもちろん
ですが、子どもも大好きですよね。
お子様用のアプリがスマホにいくつか入っているという方も多いのではないでしょうか。
最近では、小学生からスマホを持たせているという人もいます。
中学生では、顧問の部活からの連絡がスマホアプリのLINEを使って流れてくる
という話も聞きます。
小中学生からは子どもだけで外出するようになるので、すぐに連絡が取れる
(特に緊急時)などのメリットもあります。
また最近では、電車やバスの中、お店の中などでも小さな子どもが
スマホやタブレットをもっている姿をよく見かけますね。
子どもが簡単におとなしくなるし、集中してくれるのでついつい渡してしまいますよね。
ですがそれと同じくらい、トラブルの話も良く聞きます。
例えば、学生のSNSの利用やLINEの既読無視などによるいじめ問題、
ゲームの課金についてなど気付いたら大ごとになっていたなどという話も良く聞きます。
特にゲームなどは楽しいので、周りが見えない・声が聞こえないといったことになりがち
なので、移動しながら持たせていてケガや事故につながったケースもあります。
子ども、特に3歳以下の子どもは脳の中でマルチタスクというものが
基本的にできていないそうです。
そのため、スマホを与えてしまうと没頭してしまい、声をかけても聞こえない、
取り上げるとかんしゃくを起こす、といった行動になるそうです。
小さい子だと、「あぁ~わかる!」と思われた方も多いと思いますが、
実は小中学生になっても同じように、取り上げると泣き叫ぶ
といった行動が出る子もいるそうです。
そうなると、完全に「スマホ依存症」となってしまうようです。
手元にスマホがないと不安、忘れたら取りに行く、常に手元にないと落ち着かない、
友達といてもスマホをいじる・・・といった行動はスマホ依存と言えます。
人づきあいが出来ない、引きこもりになるといったレベルになってしまうと
専門機関での治療が必要になってしまいます。
スマホが身近になった現代では、『子どものスマホ依存症は親が悪い』という人がいるほど
深刻な問題になってきています。
幼い頃からスマホや動画ばかりだと、表情や感情が乏しくなり、
また人づきあいも苦手になりがちです。
また、際限なくやってしまうことで、子どものうちから肩こり・視力低下・不眠などに加え、
学生では成績低下にもつながります。
そこで大切なのが、親子でルールをきちんと決めることです。
「これくらい、まあいいか」というのではなく、きちんとしたルールを作り親子で守っていくのです。
特に『スマホを使う時間を決める』というのは、大切なことです。
「宿題が終わってから1時間だけ」「ご飯もお風呂も済ませた後の、寝る前30分だけ」など、
ご家庭ごとにルールは違って構わないのですが、使うタイミングと、使用できる時間を決め、
それ以外の時間ではスマホは親が預かる。
少し厳しいようにも思えますが、こうすることでスマホ依存を防ぐことができる有効な手段です。
また動画サイトやSNSでの制限をかける、なども子どもを守る有効な方法ですね。
スマホだけが一概に悪いということは出来ないと思います。
スマホはあくまでも、ツール・アイテムなのです。
それを使う使用者によって、良くも悪くもなるのです。
お子さんが使う場合は特に、きちんとしたルールを決めて守ることを徹底すれば、
とても便利で役立つこと間違いなしですね。
最後に、日本でも話題になったアメリカの親子のスマホルールをご紹介します。
(長いのでリンクでご紹介します)
初めてスマホを持たせる息子に、母が決めた18のルールはとてもよくできています。
筆者も読みましたが、我が子にスマホを持たせるときには取り入れたいと思いました。
是非参考にして、親子で話し合い『我が家のスマホルール』を作ってみて下さいね。