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生きる力を育もう!原体験ってなに?

みなさん、こんにちは!

今年もあっという間に1ヶ月が過ぎました。

2月もまだまだ寒く、春が待ち遠しいですね!

寒いとどうしても家に引きこもりがちになり、子供達の外遊びの回数も減ってしまうものです。

みなさんは「原体験」という言葉を聞いた事がありますか?

原体験は子供達にとってとても重要で、

原体験をたくさん積むことで生きる力を育むことができると言われています。

今回は原体験とは何なのか、

原体験を子供達に経験させるにはどうしたらいいのかをご紹介いたします!

「原体験」ってなに?

原体験とは、自然物を対象とする「触覚」「嗅覚」「味覚」の基本となる感覚を中心とした、

五感による直接体験のことを言います。

対象となる自然物とは、「火、石、土、水、木、草、動物」の7つで、

自然の物で遊んだり、採集や飼育、栽培などが原体験となります。

さらに、恐怖や感動、空腹感といった感覚を「ゼロ体験」と呼び、これも原体験に含まれます。

「原体験」はなぜ子供にとって重要なの?

ではなぜ「原体験」が子供達にとって重要なのでしょうか?

みなさん、自分が子供の頃を思い出してみてください。

住んでいた地域にもよると思いますが、自然の中で思いっきり遊んだり、

家や学校で動物を飼育したり、木の実や虫を探したりしませんでしたか?

中には河原で遊んだり、たき火をしたという人もいるかもしれません。

しかし、今の子供達にはこうした自然との関わりがとても減っているのです。

子供が自由に遊べる自然だけでなく、不衛生という理由で公園から砂場が減り、

アレルギーの問題から学校の飼育小屋が減っています。

今の子供達は情報にとても恵まれているので、

テレビやネット、本からの情報である「間接体験」はよく身についています。

逆に昔は自然と出来ていた「原体験」が、今の子供達には足りていないのが現状です。

情報だけの「間接体験」では思考力や想像力を養うには限界があります。

実際に自分で自然とふれ合い、五感で感じ、時には感動や恐怖といった

様々な感情の経験をするからこそ、生きる力が育まれるのです。

子供に原体験をさせるのはどうしたらいい?

子供達に原体験をさせたいけど、近くに自然がない!と悩んでしまうママも多いでしょう。

しかし、身近なところでも原体験は出来ます!

1番身近な場所だと、やはり公園ではないでしょうか。

ぜひ砂場や草木がある公園に行ってみましょう。

砂や石、土や草を触ったり、虫を見つけたり、どんぐり拾いも立派な原体験です。

また、家族でのお出かけでも子供達に原体験をさせることが可能です。

水族館や動物園で「動物」の体験、夏の海や河原で「水」の体験が出来ます。

中でも1番おすすめなのがキャンプです。

自然の中でのキャンプは様々な原体験をすることが出来ます。

火をおこして料理をしたり、釣りをしたり、自然の中で遊んだりと、

普段の生活と比べて不便な事が多いキャンプですが、得られるものはとても大きいです。

家族でのキャンプももちろんおすすめですが、以前ママ職のブログでもご紹介しましたように、

最近では子供達だけでいくキャンプも多数企画されています!

夏のサマーキャンプだけでなく、冬の雪遊びキャンプなど、

子供達だけで参加する野外体験ツアーもたくさんあります。

小学生くらいのお子さんだと、こういったツアーに参加させてみるのもいいかもしれませんね。

原体験に特別な指導は必要なし!

いかがでしたでしょうか?

子供に原体験をさせるために、親である私たちはひとつひとつ知識を教えてあげる必要は

ありません。

子供達の興味・関心の赴くままに自由な行動をさせてあげることが大切です。

時には少し危険な目にあったり、恐怖を感じることもあるかもしれません。

しかし、それも必要な体験なのです。

これから春に向けてどんどん暖かくなり、外に出る機会も増えると思います。

ぜひ、家族でいろいろな体験をしてみてください!

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