親子で楽しむ自由研究
みなさん、こんにちは!
夏休みも半ばに差し掛かりましたね。
お子様たちの宿題の進捗状況はいかがでしょうか?
高校生などの大きなお子さんでしたら、自分で色々出来るのですが
小学生くらいだとまだまだ、親の手が必要な宿題が多いですよね。
(きゃなぽさんによる写真ACからの写真)
例えば自由研究。
これは親子共々、頭を悩ませる宿題のひとつになっていることが多いですよね。
ですが、どうせ自由に研究できるのなら楽しくやれたらいいと思いませんか?
今回は、そんな自由研究にスポットを当てたいと思います。
そもそも、自由研究とはなぜ行うのでしょうか。
(わさびくんさんによる写真ACからの写真)
もともと、自由研究は戦後教育の中で教科のひとつだったそうなのです。
教科としての自由研究は4年ほどで終わってしまいますが、
子ども達の自主性や問題解決能力を育てるという目的にピッタリのため、
現在でも夏休みの宿題などで残っているのだそうです。
自主性や問題解決能力を育てるという部分は、
グローバル社会といわれる現代社会にも必要なことですよね。
それでは自由研究のテーマはどのように決めていけばいいのでしょう。
一番大切なのは、『自由研究をする子ども自身が好きなことをテーマに選ぶ』ということです。
そして、その選んだテーマの中で
「なぜ?」「なんで?」「もっと知りたい!」という疑問点を見つけ、掘り下げていくのです。
とはいえ、それができれば苦労はありませんよね。
そんな親子のために、今回こちらのブログでは一日で出来る、簡単な自由研究をご紹介します!
★ペーパークロマトグラフィー★
ペーパークロマトグラフィーというのは、紙(ろ紙)を利用して物質を分離させたり、
精製させたりする技法のことです。
言葉を聞くと難しそうなのですが、やり方はとても簡単ですよ。
(n*****************mさんによる写真ACからの写真)
【用意するもの】
●水性カラーペン(数色)
●大きめのコーヒーフィルター(白)
●わりばし
●はさみ
●プラスチックコップ(口が小さめのもの)
●コンパス
●ものさし
●えんぴつ
●水
【やり方】
1.コーヒーフィルターをはさみで切って、幅が2cm、長さが10cmのおびをつくる。
コーヒーフィルターが小さい場合は、できるだけ長くする。
2.おびのはしから2cmぐらいのところに水性カラーペンで線を引く。
3.おびの下の部分が水につかるように、プラスチックコップに少しだけ水を入れる。
おびの上の部分をわりばしにはさんで、プラスチックコップの中にたらす。
※インクの色が何色だったかわかるように、反対側にも同じ色をつけておくと良いですよ!
コーヒーフィルターを丸く切って、実験を行うと綺麗なお花のようになります。
それを使ってお花を工作しても楽しいですね!
★ふりふりバターづくり★
夕飯を作る傍らで、ペットボトをふってバターを作るのはいかがでしょうか。
つくったバターで、なにかおかずを一品作ってもいかもしれませんね。
アウトドアなどでも出来るので、キャンプの時に楽しみながらやるのも良いと思います。
(cheetahさんによる写真ACからの写真)
【用意するもの】
●ペットボトル
●生クリーム
●はかり
●コップ
●はさみ
【やり方】
※実験前に、ペットボトルをよく洗って水気をしっかり切っておきましょう。
1.よく冷やした生クリーム100グラムをこぼさないように、ペットボトルの中に入れる。
2.キャップでしっかり口を閉め、とにかく振る!
3.固まったら、ペットボトルを切ってバターを取り出す。
(胡麻油さんによる写真ACからの写真)
同じように振って作るもので、生クリームにジャムを入れるとホイップクリームができます。
ジャムの色によって、ホイップクリームもほんのり色がつくのでこちらも面白いかもしれませんね。
★ストロービーズでアクセサリー★
女の子はアクセサリー作りをしても楽しいですよね。
ですが自由研究なので、ストローを使ったちょっと変わったビーズアクセサリーを作ってみませんか。
百円ショップでもストローが大量に売っているので、沢山楽しめそうですね。
(m************************mさんによる写真ACからの写真)
【用意するもの】
●好きな色のストロー
●マスキングテープ(セロハンテープなどでもOK)
●幅の広いテープ(ガムテープ等)
●クッキングシート
●ピンセット(必要に応じて/なくてもOK!)
【やり方】
1.ガムテープを、粘着面を上にして机の上にテープで固定します。
※「キャンバス」のような役割になるので、作りたいものの大きさに合わせて調整してくださいね。
適当な紙に、両面テープを隙間なく貼るという手もあります!
2.ストローをカットする
ストローは、幅1cmくらいにはさみで切っておきます。
※ストローは切るときにプチッと飛んで行ってしまいがちなので、深めの容器の中で切るようにするといいですよ。
ストローを1cm幅に切るには、ストローに定規を当てて、油性ペンなどで1cmごとの印をつけておきます。
その印に合わせて切るのが一番スムーズです!
3.ガムテープの上にストローを並べる
ガムテープの粘着面にぐっと押し付けるようにして、好きなようにストローを並べていきます。
※ピンセットを使うときれいに並べやすいですよ。なるべく隙間なく並べるのがコツです!
形を作るのが難しい場合は、クッキー型やテープの芯などを利用するといいですよ!
4.クッキングシートを乗せ、アイロンでストローを溶かす
好きな形が作れたら、クッキングシートを乗せてアイロンを当てます。
アイロンは【中温】くらいから始め、溶けにくいようなら温度を上げて様子を見ながら作業します。
※アイロンを強く押し付けると、ストローが曲がってしまいがちです。
アイロンをなでつけるくらいの力加減で、アイロンがけしてみましょう!
ストローの切り口が少し溶けて、隣のストロー同士がくっつけばOKです!
裏面はそのままでもいいですが、裏面もアイロンで溶かした方がより強く接着しますよ。
アイロンは大人の人と一緒にやるのが絶対条件ですが、
それでも子どもが小さくて不安という方は
ストローにマスキングテープを張ったりして好きな模様にし、
それを細かくカットして紐に通しても立派なビーズアクセサリーになります。
また、ストローじゃ簡単すぎる!という高学年のお子様には
ペットボトルを利用してビーズを作るのも楽しいと思います。
(belle etoileさんによる写真ACからの写真)
炭酸飲料のペットボトルに好きな絵や模様を描き、プラバンのようにトースターで焼くだけ。
数秒程度で縮んで丸まるので注意深く見ていないといけませんが、
自分好みのビーズが出来るのは楽しいものですよね。
いかがでしたか?
(ワカメラさんによる写真ACからの写真)
身近にあるものでも、ちょっと工夫すれば簡単で面白い自由研究ができますね。
自由研究のタネやヒントは、あちこちに転がっているんだなぁと筆者も改めて感じました。
今年の夏は、『親子で楽しく自由研究をする』というのも夏休みの思い出になりそうですね。
<参考HP>
(車で有名なHondaのサイトです。
自由研究だけではなく、子育てドライブガイドなども載っていますのでお出かけの参考にも!)
(学研さんのサイトです。様々な企業とコラボした自由研究は大人も「へぇ~なるほど!」と思うものばかりで楽しいですよ)
★シゼコン
(カメラで有名なOlympusさんのサイトです。高学年~向け。
自然科学観察コンクールも開催していますので、理科の自由研究をして応募してみてはいかがでしょう)
(進研ゼミで有名なBenesseさんのサイトです。自由研究のテーマはもちろんですが、
子どもへの声掛けの方法なども載っているので私たち親も読んでおくといいかもしれませんね)
(塾で有名な栄光ゼミナールさんのサイトです。
テーマの選び方や、どう進めて行けばいいかなど実際の先生たちが詳しく説明しています)
(飲料メーカーのSUNTORYさんのサイトです。水に関する自由研究テーマが沢山紹介されています)