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発達障害が増えている謎

みなさん、こんにちは!

今年は夏の暑さが続く日が長く、衣替えのタイミングも難しかったですね。

気付けば、上着が手放せないようになっていました。

(mama0823さんによる写真ACからの写真)

風邪などひかないよう、家族で気を付けていきたいですね!

さて、今回のママ職ブログは発達障害について少し触れたいと思います。

発達障害とは、

「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害

その他これに類する脳機能の障害であって

その症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの」

と、発達障害者支援法で定義されているものです。

(もぐら綿棒さんによる写真ACからの写真)

定義されている通り、「発達障害」と一言で言ってもその種類は様々で

自閉症・アスペルガー症候群・注意欠如・多動性障害(ADHD)・学習障害・チック障害・吃音などがあります。

発達障害は、生まれつき脳の一部の機能に障害があるという点が全てに共通しており、

同じ人にいくつかのタイプの発達障害があることも珍しくないのだそうです。

そのため、同じ障害がある人同士でも全く違うものに見えるほど、

個人差がとても大きいという点が特徴と言えるのだそうです。

そんな発達障害ですが、実は近年『発達障害が増えている』のだそうです。

小学校などで、通級指導教室などに通う子も増えており、

20年ほど前と比べると、発達障害と言われる子ども達の数はなんと7倍も多いのだそうです!!

(ちゃぁみいさんによる写真ACからの写真)

ではなぜ、発達障害がそんなに増えたのでしょうか。

実は発達障害という概念ができたのは、20世紀に入ってからでつい最近のことなのです。

1963年、アメリカでケネディ大統領の下、アメリカ公法の正式な用語として

「発達障害(developmental disabilities)」が記述されました。

日本にその概念が入ってきたのは、1970年代以降と言われています。

その後、2004年に発達障害者支援法が施行されたことにより、

子どもの発達障害が早期発見されるようになりました。

現在は3歳児検診で早期診断されていることが多いそうです。

つまり、以前からそうした発達障害を抱えている子が実際にいなかったわけではなく

そうした定義がされていなかったために、『いなかった』だけなのです。

また、筆者が知り合いの心理相談員に話を聞いたところ

「最近はすぐに『発達障害』と診断されることが多くて、相談に来る人もとても増えている」

と、仰っていました。

少しでも疑わしい行動などがあると、発達障害の可能性ありと診断されることが多いようです。

そうした背景もあり、発達障害が増えているという結果になっているようです。

(FineGraphicsさんによる写真ACからの写真)

思い返してみれば、私たちの子どもの頃も、授業中じっとできない子、

努力をしていても読み書きが困難な子など

そうした子は、クラスや学年を見るとひとりはいたように思います。

私たちの子どもの頃には、発達障害という概念がまだ社会的にも浸透していなかったため

現代日本では「大人の発達障害」も多いと言われています。

大人になって、社会の中で生き辛くなり、病院へ行って発達障害が判明したという人も多くいます。

発達障害は、早期発見と早期支援が大切と言われています。

とは言え、「もしかして」と思っていたとしても発達障害と診断されると

親としては、原因がわかってホッとする反面、やはり不安や否定したい気持ちが出てきますよね。

前述したとおり発達障害は大人になっても残るものです。

そのため、発達障害と診断されると親子で不安や心配との戦いになりますが、

何か壁にぶつかった時、周りの人たちの心構えと理解があれば、

子どもたちは少しでも社会の中で生きやすくなるのです。

だからこそ、早期発見・早期支援が大切なのだそうです。

(photoBさんによる写真ACからの写真)

見た目だけではわからない発達障害を抱えている人たちは、私たちの身近にも沢山います。

私たちがこれらを学び・理解することで、

様々な人たちが生きやすい世の中になっていくのではないでしょうか。

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