アウトドア体験で生き抜く力を身につけよう!
みなさん、こんにちは!
今年は、夏休みが縮小されている学校も多いのではないでしょうか。
それでも、夏休みはしっかり遊びたい!という方のために、
今回のブログではアウトドアを取り上げたいと思います。
(みっく―さんによる写真ACからの写真)
以前、ママ職ブログでもキャンプについて取り上げたことがありますが
(2018年9月17日 ママ職ブログ『親子にとってメリット大!サマーキャンプのススメ』参照)
今回は、『生き抜く力』にポイントを置いて考えてみたいと思います。
●火が怖くて近寄れない?!
現代の子は、マッチを使えない子が多いそうです。
これは、実際に資料館のボランティアをされている方から聞いた話なのですが
囲炉裏に火を入れていると、ほとんどの子は「パチパチという音がするから怖い」
などといった理由で近寄ってこないのだそうです。
その中でも、少数の喜んで見ている子に話を聞いてみると、
「キャンプをしたことがある」という子が多いのだそうです。
(mahalopukaさんによる写真ACからの写真)
最近では、調理の際にガスコンロではなくIHクッキングヒーターも多いので、
より火を怖がる子どもは多いかもしれません。
確かに、扱いを間違うと危険なものなので、その感じは間違いではないのですが
危ないからとすべてを遠ざけていると、いざという時にも困るのではないでしょうか?
実際に、災害の現場などでは暖を取るためにドラム缶などを利用して火を焚いていることも多いですよね。
その時に、きちんと火の扱い方や危険性を知ったうえで近付いているのと、
まったく何の知識もなく近付いているのでは大きな差があります。
電気もない、ガスもない、水も限られている・・・。
そうした災害時に起こりうる状況は、キャンプで出会う状況に似ていますよね。
●デイキャンプから始めよう!
近年、アウトドアがブームになってきてキャンプをする人が多くなってきています。
電源も使えるし、お風呂も入れるといったキャンプ場も多いので、
割と気軽にキャンプを楽しむことができます。
だからと言って「じゃあさっそくキャンプに行こう!」と思える方は、あまりいないと思います。
(cheetahさんによる写真ACからの写真)
一時的とはいえ野外で生活するということに抵抗のある方もいますよね。
そんな方には、まずはお手軽にアウトドアを体験できるデイキャンプをおススメします。
デイキャンプとは、泊まらずに日帰りで楽しむアウトドアのことです。
バーベキューなども、デイキャンプといわれることもありますね。
キャンプ場の多くは、デイキャンプOKの場所も多いです。
デイキャンプなら、それほど大きなものも必要ないですし、仲のいい友達たちと楽しむのも良いですよね。
また、レンタルでもテントから道具まで貸してくれるキャンプ場もあります。
今は、100円ショップでもちょっとしたアウトドアグッズを売っていますので初めはそういった
気軽に手の届くところから始めてみるのはいかがでしょうか?
●自由と不便を楽しもう!
私たちの普段の生活は、とても便利なものばかりです。
ところが、野外で生活しようとすると不便なことばかり。
お家はないので、テントを張らなければいけないですし、寒かったら火をたかなくてはいけないのです。
火を起こすには薪が必要ですし、食事を作るには火だけでなく
水が必要なのでどこかで調達しないといけませんよね。
たとえ、キャンプ場でのキャンプだったとしてもこうした工程が必要になります。
「面倒くさい」と思ってしまいますが、それこそがアウトドアの楽しみなのです。
(YY&Lさんによる写真ACからの写真)
必要最低限の荷物の中から、工夫して野外生活を創造していく。
なんだか難しそうに思いますが、意外と行ってしまうと何とかなるものですし
こういった時、大人より子どものほうがいいひらめきが生まれることが多いです。
普段、やりなれないことでもアレコレ工夫して乗り切れた時の一体感は最高ですよ!
親子で工夫して、アウトドアをデザインしてみましょう!
また、キャンプでは意外とゆったり過ごすことができます。
その時間を使って、自然の中を子どもと一緒に思いっきり遊んでみたり
木陰で本を読んだり、昼寝をしたりと自由に過ごしてみてください。
普段はお仕事や家事で忙しい、お父さんやお母さんにとって
「何もしない」という贅沢な時間が過ごせるのも、キャンプの醍醐味なのではないでしょうか。
いかがでしたか?
家族で楽しみながら、いざという時に備えられるスキルが得られるのなら一石二鳥ですよね。
いきなり身に着けるのは難しいですが、
何度かアウトドアを楽しんでいくうちに自然と身についていくものです。
(Satophotoさんによる写真ACからの写真)
まずは、外で食べるご飯のおいしさから学んでいくのも良いですね。
空の大きさと、風の気持ちよさに気が付いた時には、もうアウトドアのとりこになっていますよ。
【参考】