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赤ちゃん期の今だけ!可愛いけどスゴイ原始反射

みなさん、こんにちは!


心なしか天気がスッキリとしない日が多くなってきたように思います。


そろそろ、全国的に梅雨の時期に突入していく頃ですよね。


エアコンのチェックや部屋干し用洗剤など、


先手を打って快適に梅雨の時期を乗り切っていきましょう!



さて、ママ職ブログをご覧のみなさんは


多くの方が子育て中の方かと思います。


小さいうちの手のかかることは「過ぎてしまえば可愛いもの」とは言うものの


当事者であるうちは、本当に大変ですよね!


ところが、そんな大変な時期ですが


過ぎてしまうともう二度と見ることが出来ない


赤ちゃんならではの反応があることをご存知でしょうか?


『原始反射』といって、


早いものでたった数か月で消えてしまう反射反応のことです。


今回はそんな『原始反射』をご紹介します。



●原始反射は必要なの?


『原始反射』と言われてしまうと


「何それ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが


簡単に言えば生まれた時から、無意識に反応する動作のことです。


例えば、赤ちゃんの手に指をそっと差し込むと


自然とぎゅっと握ってくれますよね。



あれが、『原始反射』なのです。


とっても可愛らしい反応なのですが


こうした原始反射は成長過程で必要なものです。


原始反射はお母さんのおなかの中にいる頃から始まり


出産後、お母さんのおなかの外の世界に適応し、


生き抜いていくために必要な機能と言われています。


そのため、この原始反射で赤ちゃんの運動機能や


脳の中枢神経系の発達や成熟の指標になっています。



●見られる期間は限定!


原始反射は、ご存知の方も多いと思いますが


見られるのは期間限定なのです。


反射が見られなくなってくると、自分で物をつかんだり


歩いたりすることが出来るようになってきます。


では、どんな反射があるのかいくつか見ていきましょう。



★把握反射(はあくはんしゃ)


手のひらを触ると、ぎゅっと握る反射は


掌握(しょうあく)把握反射と言います。


出生後から3~4か月頃まで見られます。



また、足も親指の付け根あたりのふくらみを押すと


足の指がぎゅっと丸くなります。


これを足底(そくてい)把握反射と言い、


こちらは出生から9~10か月ごろまで見ることが出来ます。


ちなみに、似たような原始反射で『原始歩行様運動』というのがあります。


こちらは、足の裏を床につけると歩くような動作をすることから


自動歩行などとも呼ばれています。


こちらは、2~3か月で消えてしまう原始反応なんですよ!



★哺乳反射


赤ちゃんの口の周りをつつくと、吸い付くようなしぐさをしますよね。


あれが、哺乳反射です。



生後すぐから4~6か月頃まで見ることが出来ます。


哺乳反射の中でもいくつか細かく分かれており


唇に触れたものを探すように首を動かすのを探索反射。


唇に何か触れると唇や舌を使ってとらえるようにする動きを捕捉反射。


口で指や乳首をくわえると吸う動きを吸啜反射というのだそうです。


この反射があることで、おっぱいやミルクを飲むことが出来るんですよ。



★モロー反射


ビックリしたように両手を広げた後


何かにしがみつくようなしぐさを見せます。



生後すぐから4~6か月頃まで見られます。


この反射を見たい!という時は柔らかいお布団の上で


頭を少しだけ、そっと持ち上げた後、突然頭をおろすと見ることが出来ます。


普段の生活の中でも、


寝かせる時や大きな音に反応して出ることもあります。


また、夢に反応して出ることもありますよ!



いかがでしたか?


今回ご紹介した原始反射はごく一部です。


これらは、赤ちゃんの健診でもテストされています。


消失時期はだいたいの目安で、個人差がありますから


あくまでも発育の目安としてとらえておいてくださいね。


成長するにつれて見られなくなってしまう原始反射。


赤ちゃん時期限定の可愛い動作をぜひ、楽しんでみてくださいね♪




【参考】




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