仕事や家事を効率化♪『ECRS(イクルス)』の原則で自分時間が増える!
みなさん、こんにちは!
今日から11月となりました。
早いもので、今年も残すところあと2か月です。
年末に向けて、仕事も家事も忙しくなってくる頃かと思いますが、
晩秋の景色を楽しみながら、乗り切っていきましょう!
さて、突然ですがみなさんは、仕事や家事・育児を一切除いた、
「自分のためだけに使える時間」が、一日のうちにどれくらいありますか?
近年のある調査によると、ワーキングマザーの自分時間は、
平日が平均64分、休日が平均97分となっているのだとか。
さらにはこれからの時期、年末に向けての仕事や家事が増えてくると、
自分時間がますます少なくなってしまいます。
毎日の息抜きのため、仕事や家事へのモチベーションを保つためには、
できればもう少し欲しいところですよね・・・
そこで今回のママ職ブログでは、仕事や家事をより効率的にできる、
『ECRS(イクルス)』の原則という考え方を、ご紹介したいと思います!
自分時間を少しでも増やしたい方、必見です!
★業務改善のためのフレームワーク
『ECRS(イクルス)』とはそもそも何なのかというと、
主に製造業の生産性向上を目指すために生まれたフレームワークのことで、
次の4つの言葉の頭文字をとり、『ECRS(イクルス)』と言われています。
・Eliminate(排除)
・Combine(結合と分離)
・Rearrange(組みかえ)
・Simplify(簡素化)
具体的には、これら4つの言葉の意味のとおりに、
なくすことができる作業はないか(E)、
まとめられる作業や切り離すことができる作業はないか(C)、
組みかえられる作業はないか(R)、
簡単(シンプル)にできる作業はないか(S)、
ということを考えて、仕事や家事の効率化を図っていくのです。
現在においては、様々な業種の企業において、
業務改善のためのフレームワークとして、よく使われているようですよ。
(craftbeermaniaさんによる写真ACからの写真)
★大切なのはE→C→R→Sの順番!
そして実際に考えていくうえで大切になってくるのが、その順番です。
先ほど、E・C・R・Sの4つの言葉をご紹介しましたが、実はこれ、
実行したときの効果が大きい順に並んでいるのです。つまり、
E(なくす)→C(まとめる)→R(組みかえる)→S(簡単にする)
というように、効果が大きい方から考えていくことが鉄則となります。
さらに、E(なくす)から始まっているのには、
「現状肯定」を捨てて根本的に考え直す、という意図もあります。
そもそもやる必要のない仕事なのに、
その仕事の効率化を考えたところで、時間の無駄になるだけですよね。
けれど、知らず知らずのうちに、「これはやるべきだ!」と
思い込んでいる仕事や家事は、誰にでも少なからずあると思います。
ですからまずは、
みなさんの中にある「固定観念」をなくすことから始めましょう!
(oldtakasuさんによる写真ACからの写真)
★用意するものは、紙とペン
では実際に、ECRSの原則を使って考えてみたいと思います。
まずは、自分の仕事や一日の家事の工程を全て、
ひとつずつ書き出してみましょう。
より細かな工程まで書き出すことで、
重複している部分などを見つけられることが多くあります。
書き出すことが苦手だとか、時間がないという方は、
改善したいと思っている部分だけでもOKです。
書き出すことができたら、早速ECRSに当てはめてみましょう。
例えば…
E(なくす)
・誰も確認しない報告書をなくす。
・テレビ会議で、本社~支社間の出張をなくす。
・ネットスーパーを活用し、スーパーまでの往復時間をなくす。
・ソファやダイニングテーブル、マット類をなくす。
C(まとめる)
・会議とランチをまとめる。
・夕食の準備の時に、翌日の朝食分も準備する。
・ごみ袋は何枚か重ねてセットしておく。
R(組みかえる)
・営業ルートを最短コースへ変更する。
・議事録の作成に、音声認識ソフトを活用する。
・洗濯小物は、ピンチハンガーではなく平干しネットに置くようにする。
S(簡単にする)
・よく使う文章をワード登録し、素早くメールを打てるようにする。
・食事はワンプレート料理にする。
…などなど、ここでご紹介したこと以外にも、
様々なアイディアがたくさん発信されています。
ネットや書籍など、ぜひ検索してみてください。
さあ、ここまでできたら、あとは実行するだけです!
実行してみると、「ここも改善したい!」と思う部分や、
より効率的にできる方法を見つけられるかもしれませんね。
(ELUTASさんによる写真ACからの写真)
いかがでしたでしょうか?
ひとつひとつはほんの小さな改善かもしれませんが、
それが積み重なってくれば必ず大きな効果となり、
その結果、自分時間は増えてくるはずです。
ぜひ、増えた自分時間で何をしたいのか、
目標を決めて取り組んでみてください♪
≪参考≫
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