防災の日に考えよう!ローリングストックの重要性
- 山崎恵
- 2019年9月2日
- 読了時間: 4分
みなさん、こんにちは!
さて、9月1日は『防災の日』でしたね。
みなさんは、いざという時に備えてなにか準備をしたり訓練したりしていますか?
家庭にいるとき何かあったら、あなたや大切な家族はどう過ごしていきますか?
今回のブログでは、今すぐできそうな備蓄について焦点を当てます。
そしてこのブログをきっかけに、改めて防災についてご家族で考えてもらえたらいいなと思います。

(笑い鬼さんによる写真ACからの写真)
災害は突然起こります。
記憶に新しいところでは、つい先日もあった西日本や九州などでの豪雨被害。
東日本大震災と、その時起こった津波被害についても、多くの人の記憶に残っているのではないでしょうか。
いつ自分の身に降りかかってくるのかわからないからこそ、普段からの準備が必要です。

(IORIさんによる写真ACからの写真)
でも非常食や、非常持ち出しセットを用意しておくのは大切なのはわかっているけれど、
いつ、必要になるかもわからないものを置いておくほどの余裕もないわ、
という人もいらっしゃるのではないでしょうか。
特に、小さいお子さんがいらっしゃるご家庭だと、
お子さんの成長に合わせて用意するものも変わっていくので
定期的にチェックしてそのためにまた備蓄して、というのは大変ですよね。
そこで、今回おススメするのは『ローリングストック』です。『家庭内流通備蓄』とも言われています。
これは、日常で使っている生活用品をいざとなったら備蓄品として使うというものです。
普段から、少し多めに日持ちする食料品や水、トイレットペーパーなどを買っておき、古い順に使っていく。
そして、使った分をまた買ってストックしておくというものです。

(acworksさんによる写真ACからの写真)
それでは、どれくらいのものが備蓄としてあれば良いのでしょうか?
目安は「家族で1週間分」の備蓄があるのが良いそうです。
これは、ライフラインが途絶え、救援物資などの整備が整うまでに
約7日かかるからなのだそうです。
では、7日分の備蓄はどれくらいの量になるのでしょうか?
例えば飲料水。
これは、一人あたり一日約3リットルあると良いと言われています。

(涼風さんによる写真ACからの写真)
4人家族なら、3リットル×4人で一日12リットル。
市販されているペットボトルの飲料水は、1本2リットルで6本入りが多いので
1箱で4人家族1日分になります。
飲料水の備蓄はかさばりますが、災害が起きると水を手に入れることが難しくなってしまうので
多少の場所は取りますが用意しておき、こまめに使って入れ替えていくのが良いと思います。
食料品であれば、こういった使い方も出来るそうです。
例えば、災害が起きてから、当日~3日目くらいまでは、現在手元にある生鮮食品を中心に食べます。
その後、4日目~7日目までは備蓄で過ごすのだそうです。

(Green Planetさんによる写真ACからの写真)
もちろんこれは、在宅避難が可能な場合です。
実際には自治体からの指示にしたがい適切な非難をしてもらうことが重要ですので
柔軟に対応できるように、いつでも持ち出せるようにするなど工夫しておくと良いかもしれませんね。
備蓄と言えばレトルト食品が便利ですが、それ以外に調味料系のストックがあれば
いざという時、色々と使えます。
缶詰やお米はもちろんのこと、パスタなどの乾麺(めんつゆやパスタソースなどもあると便利ですね)、
梅干しなどの漬物、そしてお菓子(ストレス解消のために多少の甘味は必要なのだそうです)など。

(fuaさんによる写真ACからの写真)
こうして考えてみても普段身近にある物の中で、保存がきいて、備蓄に変えられるものが色々ありますね。
もちろん、日用品でもトイレットペーパー、サランラップなどをはじめ
赤ちゃんのおむつや、女性の生理用品など、
普段も使っていてあっても困らないものは多めに買っておきましょう。
そして忘れてはいけないのはカセットコンロとカセットボンベです。

(dronepc55さんによる写真ACからの写真)
火が使えるというのは、調理だけに限らず様々な面でもとても便利です。
ぜひ、備えておいてほしいグッズのひとつです。
災害時はストレスが多いのでいつもと同じ食事が並んだり、
いつも使っているものが手元にあったりというだけでストレス軽減につながります。
子ども達の心のケアのためにも、何かあっても家族が安心して過ごせるよう
今日から改めてローリングストックを始めてみませんか?
《参考サイト》
(イオンのサイトです。どのような食料品を用意しておくべきか。
また食料品だけでなく、日用品なども実際の商品の画像と共に説明していてわかりやすいです)
(かわいいイラストと共に、防災について説明しています。様々な情報が載っているので一度は目にしておきたいサイトです)
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