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これからの時代に『ワークシックバランス』を考える

みなさん、こんにちは!


今日はバレンタインデーですね♪


今年もコロナ禍で、ということもあり、


例年通り楽しめなくなっている部分もありますが、


その一方で、自分用チョコの売り上げはぐんと伸びているそうですよ。


オミクロン株等の流行で、まだまだ厳しい状況は続きますが、


そこに新たな楽しみ方を見つけて、日々を過ごしていけるといいですね。



さて、今回のママ職ブログでは、


『ワークシックバランス』について考えていきたいと思います。


「仕事と“生活”の調和」を意味する『ワークライフバランス』


という言葉は、今や一般的なワードになってきましたよね。


それに対し、「仕事と“病気”の両立」を意味するのが、


先述した『ワークシックバランス』という言葉です。


では具体的に一体どういうことなのか、早速掘り下げていきましょう!



★厳しい現状と、見えない“壁”


「持病があることを伝えたら、不採用にされた」


「難病を発症したが、職場の理解が得られるかが心配」


「仕事が多忙で、適切な通院や治療が行えない」


現在、病を抱えながら求職・就労している方の中には、


このような厳しい現状を経験された方が多くいらっしゃると思います。


また、病を抱えていなくても、


「周りの人が持病を持っているかどうかわからない」


「病気についてどこまで触れて良いのかわからない」


「持病のある人へどう支援すれば良いかわからない」


というように、病気が見えないからこその“壁”を


感じたことのある方もいらっしゃるはずです。そんな中、



2020年に『ワークシックバランス』という言葉が生まれました。


ヤンセンファーマ株式会社(トータル・ヘルスケア・カンパニーである


ジョンソン・エンド・ジョンソングループの医薬品部門の日本法人)


によって提唱されたこの言葉は今、様々なメディアやSNSなどを通じ、


広く情報発信されているところです。


最近では昨年、オンラインでライブセッションが行われていましたよ。


ここではその内容は割愛させていただきますが、


ライブセッションの様子は下記サイトに詳しくまとめられていますので、


みなさんもぜひご覧になってみてください!



makotomoさんによる写真ACからの写真)


★他人事ではない!


ところで、これまで「仕事と病気の両立」と言えば、


特別な病を持ったごく一部の人の問題だと捉えていませんでしたか?


けれども今は、


働く日本人の3人に1人が持病を抱えていると言われる時代。


自分でなくても、家族や同僚が罹患している可能性もあり、


実際はとても身近なテーマなのです。


ましてやコロナ禍においては、


“明日は我が身”として考えるべきなのかもしれませんね。


そうなると、「ワークシックバランス」の実現のために、


より早急な環境の整備が望まれます。


(FineGraphicsによる写真ACからの写真)


★何から始めればいい?


では、一刻も早く「ワークシックバランス」を実現するために、


私たちにできることって何なのでしょうか。


厚生労働省のホームページを覗いてみると、


治療と仕事の両立支援ナビ」というポータルサイトが開設されています。


このポータルサイトでは、治療と仕事を両立させるまでの流れのほか、


利用可能な支援制度や、相談可能な支援機関などについて、


支援を検討する人(事業者)と、支援を必要とする人(労働者)の


それぞれの視点から、ひとつずつ分かりやすくまとめられています。


また、すでにワークシックバランスの実現に取り組まれている、


様々な企業の事例も知ることができますよ。


事例から情報を収集することで、得られるヒントがあるかもしれませんね。


ぜひ、下記URLから一度覗いてみてください。


https://chiryoutoshigoto.mhlw.go.jp/(治療と仕事の両立支援ナビ)



ですが、いくら制度や環境が整ったとしても、


実際に病気になった時にすぐ相談できなければ、


元も子もありませんよね。まずは、


私たちひとりひとりが「ワークシックバランス」という言葉を認知し、


それを正しく広めていくことで、


病気について相談しやすい雰囲気をつくっていきましょう!


(FineGraphicsさんによる写真ACからの写真)


いかがでしたでしょうか。


こうしてみると、ワークシックバランスが目指すところは、


現在病気を抱えている人だけではなく、


誰もが働きやすい環境だと言えるのかもしれません。


また、“生涯現役”が当たり前となってくるこれからの時代には、


ワークシックバランスという考え方がますます必要になってくるでしょう。


早速今日、「ワークシックバランス」という言葉を


誰かに伝えてみませんか?



≪参考≫



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