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『レジリエンス』とは?親子で一緒に”折れない心”を鍛えよう!

みなさん、こんにちは!


本日、11月15日は七五三の日ですね。


お子さんが七五三を迎えられるご家庭におかれましては、


かけがえのないひと時を過ごされていることと思います。


本当におめでとうございます!


これからも健やかにご成長されますよう、お祈りいたします。


(こてつんさんによる写真ACからの写真)


さて、七五三を過ぎると、冷え性には辛い季節がやってきますね。


温かい食事を心がけたり、ストレッチや筋トレをしたりするなど、


冷えにくい“体”にする方法は、みなさんもよく見聞きするかと思います。


では、冷えにくく折れにくい“心”にする方法はご存知でしょうか?


実は体と同じように、ストレスなどで冷えたり折れたりしないように、


心の筋肉(=『レジリエンス』)も鍛えることができるのだそうです。


そこで今回のママ職ブログでは、『レジリエンス』について、


その鍛え方も含めて掘り下げてみたいと思います!



★生きていくうえで欠かせない「立ち直る力」


『レジリエンス(resilience)』とはもともと、


「外力による歪みをはね返す力」という意味の物理学の用語でしたが、


後に心理学にも取り入れられ、


「困難を乗り越える力」とか、「逆境から立ち直る回復力」


といった意味で広く知られるようになったのだそう。


ところで『レジリエンス』って、最近どこかで聞いたことあるような…


と思った方、きっと多くいらっしゃるのではないでしょうか?!


というのも、少し前のママ職ブログでちょこっと触れているのです。



上記ブログでは、『GRIT(=やり抜く力)』の“R”の部分が


『レジリエンス(resilience)』だということをご紹介しました。


ということは、レジリエンスを鍛えられたら、


GRIT=やり抜く力もアップするはず。


これはぜひ、親子一緒に身につけたいところですよね!


(胡麻油さんによる写真ACからの写真)


★何歳からでも遅くない?!


鍛えると言っても、大人になってからじゃ遅いのでは…と思っている方、


ご安心ください!『レジリエンス』は何歳からでも鍛えられるのです。


ここでは、今からでも簡単に始められる3つの方法をご紹介します。



・目標を設定して運動する


「目的地よりも1駅前で降りて歩く」


「1日に10×3セットのスクワット」


 といった簡単な目標を設定して運動をしてみましょう。


 “達成感”を得ることで自尊感情を高めることができます。


・マインドフルネス呼吸法を実践する


これは、ストレスを感じた直後に実践してほしい方法です。


 ゆったりとイスに座り、首と肩の緊張をほぐし、


 背筋をのばして目を閉じ、自分の呼吸に集中しましょう。


 ストレスも一緒に体外に出すイメージで息を吐き、


 エネルギーも一緒に体内に取り込むイメージで息を吸います。


 ストレスを感じた時にすぐさま発散できるようにすることで、


 レジリエンス度を高めることができます。


 ちなみに「マインドフルネス」については、以前のママ職ブログでも


 詳しくご紹介しています。こちらもぜひご参照ください。



・感謝日記を書く


 「今日も家族が元気で過ごせた」


 「悪天候にも関わらず、新聞や手紙が届いた」


 「家庭菜園の野菜が無事に実った」


というように、毎日、感謝したことを3つ書き留める、という方法です。


 小さなことに目を向けて、無理やりにでも見つけましょう。


 当たり前のことを当たり前と思わない思考を身につけることが、


 レジリエンス度を高めるポイントになります。


(3046STUDIOさんによる写真ACからの写真)


★親として心がけたい10のこと


ここまで、レジリエンスを鍛える方法をご紹介してきましたが、


子どものレジリエンスを鍛える際には、


親として心がけたいことがいくつかあります。


ここではそのうち10項目を、簡単にご紹介します。



1.「ほめる」のではなく「認める」


 本人そのものや行動を認めることで、自己肯定感と自尊心を


 育むことができます。


2.ネガティブな感情に寄り添う


 ネガティブな感情を受け止めてくれる相手がいると、


感情の消化方法が分かり、耐える力が身につきます。


3.悪いことをしても、気持ちを否定しない


 行動を否定しても気持ちは否定しないことで、


やっていいことと悪いことを区別する判断力と忍耐力を育みます。


4.持って生まれた「気質」を理解する


 「その子らしさ」を大事にすることで、


社会に出た時にそれが強みとなります。


5.好奇心を育てる


 好きなことなら、うまくいかなくても、努力や我慢をしながら


 続けることができ、やがて「得意なこと」になります。


6.できない理由ではなく、できるようになる方法を探す


 できるようになるための行動として、「できる人」の真似をすることも


 学んでいきいます。


7.達成感を得られる目標を持たせる


 目標が決まったら、最後までやり遂げるように、無理のないルールを


 子どもと一緒に作りましょう。


8.恐れや絶望を感じさせるしかり方をしない


 恐怖感や絶望感を与えると、自主性や自尊心を失います。


 行動の理由を聞き、子どもの気持ちを否定しないことがポイントです。


9.過保護・過干渉になりすぎない


 失敗から学ぶことは多く、乗り越えた経験は自信になります。


 心配でも、先回りせずに見守るようにしましょう。


10.他の子と比較しない


 目的達成のために他者と助け合える力は、一生の強みになります。


 競争意識をあおって他者を「敵」とみなすよりも、


 協調性や他社を信頼する気持ちを育みましょう。


(FineGraphicsさんによる写真ACからの写真)


いかがでしたでしょうか。


そもそもレジリエンスは、誰もが生まれ持った能力であると


言われていますが、然るべきトレーニングによって、


その能力を正しい方向へと伸ばすことができるのだそうです。


今回は3つのトレーニングをご紹介しましたが、


無理なくストレスなく実践できるものを選んで、ぜひ試してみてください♪


また、「親として心がけたい10のこと」もご紹介しましたが、


もちろん全てを心がけることは難しいと思います。


まずはできそうなことからひとつずつ、気楽に取り組んでみませんか?



≪参考≫



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