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大人顔負け!子どもたちの自由研究

みなさん、こんにちは!


梅雨明け宣言も続々聞かれ、すっかり夏本番!という感じでしょうか。


そろそろ、全国的にも子さんたちは夏休みに入ったでしょうか?


夏休み、といえば楽しいレジャーも盛りだくさんですが


宿題も盛りだくさんですよね。



近年、私たち親世代の子どものころとは宿題の形が


少しずつ変わってきていますが


それでも、頭を悩ませているお子さんも多いですよね。


そんな宿題の中でも、親子で悩んでしまいがちなのが


『自由研究』ではないでしょうか。


とはいえ、中には大人の研究者たちも驚くほどの


自由研究をする子もいますよね。


そこで、今回のママ職ブログではそんな大人顔負けの自由研究を


ご紹介したいと思います。



●世界は不思議でいっぱい!自然をテーマに!


OLYMPUSが主催している『自然科学観察コンクール』。


通称『シゼコン』は全国の小・中学生を対象とした


理科自由研究コンクールです。


なんとその歴史は昭和35年からだそう。


そんなシゼコンで、昨年、小学生部門 文部科学大臣賞を受賞したのは


東京都千代田区立九段小学校 3年 熊谷 緋沙子さんの




「きっかけは4歳のころ、保育園に行く途中でネジバナを見つけ、


ねじれていて不思議だなと思ったことだった。」


と、語る熊谷さん。


その名の通り、ねじれながら小さな花をつけるネジバナをみて


はじめは図鑑で調べたそうですが


図鑑を見ても、なぜねじれているのかが載っていなかったそう。


そこで、自分で調べてみよう!と思い立ったのだそうです。


熊谷さんは、きちんと仮説を立て


それを立証するためにたくさんのデータを集めたり


観察をする姿は、小さな研究者そのものです。


研究内容やインタビューは


HPから見ることが出来ますよ♪



●未来のエジソン?!発明の自由研究


公益社団法人発明協会が行っている全日本学生児童発明くふう展。


高校生なども参加する中、恩賜記念賞・特別賞を受賞したのは


東京都町田市立鶴川第二小学校6年 工藤 貴博さんの


『太陽光採光装置』。


窓に設置することで、太陽の角度に関係なく


部屋の奥にも太陽光を届けるという発明品です。


日中、窓辺は明るいのに部屋の奥が暗いというところから


発明されたこの装置は、


太陽光の進行方向を変えることで、


部屋の奥にも太陽光を届ける仕組みなのだとか。


この他にも様々なアイディアにあふれた発明品がたくさんあります。


「なるほど~!」と思う作品ばかりなので


見ているだけでも楽しいですよ。




●これぞSDGz?!着眼点が素晴らしい!



国語・社会科・理科・生活科、英語科…など全部で9部門ある


自由研究のコンクールです。


そのうちのひとつ、社会科部門で


『子どもの文化・教育研究所理事長賞』を受賞したのが


岐阜県大垣市立宇留生小学校5年 早野 結月さんの




結月さんのお父さんが畑で作っているお野菜が、


家族で食べきれなくてもったいない、というところから


この研究が始まったそうですが


ただ消費を考えるのではなく


『販売』というところに着目したところがポイント。



自宅の敷地内で無人販売所を設置する、


ファーマーズマーケットで販売する


といった実際の販売だけではなく


日々の売り上げも観察し、「なぜ売れたのか」「売れなかったのか」


などまでしっかり研究しています。



いかがでしたか?


今回は昨年度、入賞した3名の作品をご紹介しました。


これらのコンクールは今年もやっていますので


チャレンジしてみるのもいいですね。


大人も驚くほどの素晴らしい自由研究は、


どれもきっかけは、子どもならではの


「なぜ?」「どうして?」だと思いますが


そこからの発展の仕方が、


大人も驚くアイディア、発想、着眼点ですよね。



最近は、自由研究はやってもやらなくてもいい宿題


なんていわれることもありますが


宿題としてとらえるのではなく


時間がたっぷりとれる夏休みだからこそ、


お子さんが『自由』に興味のあることをとことん掘り下げる


いい機会として向き合ってみるのもいいかもしれませんね。



【参考】





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